つよしとアキラというイタグレが2匹いる。
つよしがオスで1歳ちょっと、アキラがメスで2ヶ月ちょっと。つよしを飼い始めて1ちょっと経った、もう飼う前の生活に戻れる気がしない。
なんでイタグレなのか
ずっと犬を飼いたかった。ただタイミングが合わなかった。
大阪でひとり暮らしをするタイミングで実家にトイプードルが来た。なんでやねん。犬がいるなら大阪に出なかった。妻の実家にも犬がいたので、夫婦ともに犬を飼いたい気持ちはずっとあった。
イタグレを知ったのは「ぼくはおでん」というYouTubeチャンネルがきっかけ。そこで細犬として紹介されていた、かっこよくも愛らしいあのビジュアルと動きを見てから頭を離れなくなった。
つよしを迎えるまで
愛媛のブリーダーまでわざわざ会いに行った。妻が「この面がええ」と選んだ。
そのためだけにペーパードライバーを引退した。イタグレがいなければ今も免許を持て余していたと思う。
3ヶ月で迎えたので体はある程度できていた。初日、つよしは自分から僕の布団に入ってきた。警戒ゼロ。そこから数週間は夜中もカプカプと噛んでくるせいでまともに眠れなかった。今思えばハードケージに入れておけばよかったと思う。
イタグレならではの話
骨折リスクが高いと聞いていたので、犬が登れる高さのものを生活空間から排除した。ベッドはフレームを捨てて、マットレスを直置きにした。大胆な判断だったけど後悔はしていない。
あと散歩のプロセスに全力疾走が組み込まれている。つよしに走りたいか?と聞くとマジで笑顔で頷くので走らないわけにはいかない、スタートしたらリードを握りながら全力でついていくしかない。ホワイトワーカーなのに、年甲斐もなくダッシュできるようになった。地元で有名な細犬全力疾走おじそうと噂になってる可能性がある。
「イタグレは気高い」と聞いていたけど、実際は超甘えん坊だった。ずっと甘えてくる。気高さのかけらもない。それが最高にかわいい。
得たもの
足が動くようになった
飼う前は毎日100歩も歩かないレベルの出不精だった。それが今は毎日散歩に行っている。健康になってしまった。
車と出会った
ドッグランに通うためにカーシェアをやめてマイカーを買った。そこから車が好きになって、GT7にハマって、ハンドルコントローラーまで買った。イタグレがいなければ車への興味はなかったと思う。
日々が賑やかになった
妻が本当におしゃべりなので元から賑やかだったが、そこに甘えん坊が加わってさらに華やかになった。これが人生の最上だと思った。大げさではなく、本当にそう思った。
失ったもの
お金
犬を飼えるマンションへの引っ越し代、生体代、車。合わせると新卒1年目の額面年収くらい飛んだ。
ただ、借金をせず全部現金で払えた自分たちは偉かったと思う。もちろん生活防衛資金にも手はつけてないし、NISAへの入金もやめていない。それぐらいの土台がないと犬は飼っては行けないと思うな。
飼い始めの数ヶ月の睡眠
寝方の最適解が分からなくて、ちゃんと眠れない日が続いた。正直こんなに大変なのかと疲れた時期もあった。
土日の自由時間
ドッグランに3時間いることはざらで、大きい公園のドッグランだと半日いることもある。ドッグランからいったん退出してウーバーイーツを頼んで、車の中で食べながら待つ。謎のアウトドア生活が始まった。
一番しんどかった瞬間
つよしが足を打撲して、1日つらそうにしていたことがあった。
仕事が手につかなかった。ペットの不調がこんなに自分に響くとは思っていなかった。
一番「飼ってよかった」と思う瞬間
寝るときに布団に入ってきて、完全にリラックスした顔で寝ている姿を見るとき。
疲れが吹き飛ぶ——と言いたいところだが、寝る面積が減るので疲れは溜まる。それでも幸福。
2匹目のアキラ
ドッグランで会うイタグレオーナーが軒並み2匹目を飼っていた。多頭飼育が当たり前の空気の中にいつづけたら、いつの間にかアキラがいた。
アキラがつよしにちょっかいをかけて、つよしが手加減しながら相手をしている。その優しさが伝わってくる。2匹で寄り添って寝ているのがたまらなくかわいい。
つよしも1人でお留守番しなくていいし、2匹で遊んでくれるから僕の手も空くようになった。夜もスムーズに寝てくれるようになった。2匹目を迎えて正解だった。
犬を飼う前の生活が思い出せなくなってきている。思い出した連日連夜ワールズエッジに潜っていたわ。